Premiere Proで「えー」「あー」を検出・削除する方法
動画のカット作業では、「えー」「あー」などの候補を自動で見つけられても、すべてをそのまま削除できるわけではありません。
言葉の意味や話し方によっては、残したほうが自然なこともあります。
削除していいものと、人の耳で確認したいものをきちんと分けることが大切です。
この記事では、Premiere Proで検出したフィラーワード候補を、削除しやすいもの、文脈の確認が必要なもの、人が判断するものに分けてご紹介します。
フィラーワードの種類と削除判断
フィラーワードとは、話しているときに無意識に出る言葉や音のこと。
「えー」「あー」「えっと」のほか、「まあ」「なんか」なども候補です。
候補を見つけたら、次の3種類に分けて考えると判断しやすくなります。
| 種類 | 判断の目安 | 代表例 |
|---|---|---|
| 削除しやすい表現 | 消しても意味や話の流れが変わらない | 「えー」「あー」「えっと」 |
| 文脈を確認する表現 | 前後の内容や話し手の意図で必要性が変わる | 「まあ」「なんか」「そのー」 |
| 人の判断が必要な表現 | 自動検出だけでは、言い直しや反応の意味を見分けにくい | 言い直し、相槌、話し方のクセ |
たとえば、文頭の「えー」は、削除しても意味が変わらないことがあります。
ですが、「まあ、そうですね」の「まあ」や、「あー、なるほど」のような相槌は、消すとかえって会話が不自然になることもあります。
迷ったときは、その言葉だけを見るのではなく、前後の話し方にも注目してみましょう。
感情のこもり方や息継ぎまで聞いてみると、残すべきか判断しやすくなります。
フィラーワードと無音を続けて確認したい場合は、無音カットとフィラーワード削除を同時に進める方法も参考にしてみてくださいね。
削除するか判断するときの3つの基準
フィラーワードを見つけたら、候補を削除する前に次の3つを確認してみましょう。
- 消しても意味が変わらないか:前後をつないでも、話の内容や主張が変わらないかを確かめます。
- 感情や反応がこもっていないか:相槌や驚き、考える時間を表す言葉は、会話の自然さに関わるため残したほうがよいことがあります。
- 語尾や息継ぎに違和感が出ないか:削除したあとに前後の音声を再生し、声のつながりやテンポを聞いてみましょう。
「すべて削除」でまとめて処理すると、必要な相槌や自然な間まで消えてしまうことも。
一気に消すのではなく、候補の種類を見ながら、短い範囲で仕上がりを確認していくと安心です。
Premiere Proの検出結果をもとに判断する
Premiere Proの文字起こしでは、つなぎ言葉の候補を一覧で確認できます。
候補が表示されたら、文字だけを見て削除を決めるのではなく、前後の音声も聞いてみましょう。
文字起こしから候補を確認する全体の流れは、文字起こしからフィラーワード削除までの全体手順も参考にしてみてください。
Premiere Proの自動機能が得意なのは、削除候補を見つけるところまでです。
「えー」「あー」のように削除しやすい表現は効率よく処理しつつ、文脈で意味が変わる言葉や言い直し、相槌は人の耳で確認するのがおすすめです。
そうすることで、テンポよく聞ける動画にしながら、会話らしい自然さも残せます。
まとめ:フィラーワードは「全部消す」より、自然さを残すことが大切
フィラーワードを見つけたからといって、すべて削除する必要はありません。
迷わず消せる「えー」「あー」は効率よく処理して、相槌や言い直しなどは、前後の音声を聞いて判断するのがポイントです。
Premiere Proの自動検出をうまく使えば、最初からすべてを耳で探す手間も減らせます。
自動機能に任せるところと、自分の耳で確かめるところを分けながら、聞きやすく自然な動画に仕上げていきましょう!
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