Premiere Proのテキストベース編集で粗編集をどこまで時短できる?
Premiere Pro フィラーワード自動カット

Premiere Proのテキストベース編集で粗編集をどこまで時短できる?

動画の粗編集で、波形を何度も再生しながら「使いたい発言はどこだろう」と探すのは、意外と時間がかかりますよね。

Premiere Proのテキストベース編集なら、ソース素材を文字起こしして、残したい発言を文章から選びながらタイムラインへ配置できます。

今回は、ソースの文字起こしからラフカットを作り、シーケンスの文章を編集してタイムラインで仕上げる流れをご紹介します。

そもそも「テキストベース編集」ってなに?

テキストベース編集とは、動画の文字起こしを見ながら、必要な発言を選んだり削除したりして編集できる機能です。

波形を何度も再生して発言を探すのではなく、文章を読みながら「ここは残す」「ここは外す」と決められるのが大きな特徴。

まずは文字で話の流れや不要な部分を整え、細かなタイミングや映像のつながりは、あとからタイムラインで調整します。

波形中心の作業から、文字で選ぶ作業へ

テキストベース編集を使うと、発言を探す方法そのものが変わります。

文字起こしから必要な発言を選んで大まかな流れを作れるため、タイムラインでは細かなカット位置や映像のつながりに集中しやすくなります。

同じ言葉や話題を文章から探せるので、長い素材の中から目的の発言へ移動しやすいのも便利なところです。

もちろん、声の調子や表情、映像の切り替わりまでは文字だけでは判断できません。

文章で大きな流れを作り、最後は実際の映像と音で整えるという使い分けがポイントです。

テキストベース編集でラフカットを作る手順

テキストベース編集では、「ソース素材」と「シーケンス」で文字起こしの役割が少し違います。

まず素材から必要な発言を集めてラフカットを作り、そのあとシーケンス全体を整えていきましょう。

1. ソース素材を文字起こしして必要な発言を選ぶ

プロジェクトパネルで編集したいソース素材を選び、テキストパネルから文字起こしを作成します。

文字起こしを読みながら残したい発言を選び、「シーケンスに挿入」でタイムラインへ配置しましょう。

必要な発言を順番に入れていけば、それだけでラフカットの土台を作れます。

長い素材では、最初から一文ずつ細かく整えようとしなくても大丈夫です。

まずは「この話題は残す」「この説明は外す」と、大きな単位で選んでいくと進めやすくなりますよ。

2. シーケンス文字起こしで削除・並べ替えをする

素材をタイムラインへ配置したら、テキストパネルをシーケンスの文字起こしへ切り替えます。

ここからは、動画全体の流れを文章で整えていきましょう。

シーケンス文字起こしで不要な文章をカットすると、対応するクリップも削除されます。

リップル編集を使えば、削除して空いた部分を詰めることも可能です。

文章のまとまりをコピー・貼り付けして順番を変えると、その変更もタイムラインへ反映されます。

たとえば結論を先に見せたい動画なら、結論の文章を前へ移し、そのあとに理由や具体例が続く形に整えられます。

ここで気をつけたいのが、今開いている文字起こしが「ソース」なのか「シーケンス」なのかという点。

タイムラインへ編集を反映させたいときは、シーケンス側の文字起こしを使いましょう。

細かなカット位置や息継ぎ、あえて残したい間などは、ラフカットができてからタイムラインで調整するほうがスムーズです。

粗編集後はタイムラインで仕上げる

文字だけでは、映像の切り替わりや声の間まで自然かどうかは判断できません。

ラフカットができたら実際にタイムラインを再生して、カット位置や前後のつながりを整えていきましょう。

  • 文章を削除した境目:言葉が途中で切れていないか、映像が急に飛んで見えないかを確認する
  • 発言を並べ替えた部分:前の話を受ける言葉や指示語が不自然になっていないかを確認する

長い動画なら、話題ごとにラフカットを作ってからシーケンス全体を見直すと、文字起こしの中でも迷いにくくなりますよ。

フィラーワードは候補を確認してから整える

粗編集ができたあとに「えー」「あの」などを整えたい場合は、候補を確認しながら削除していきましょう。

具体的な探し方や一括削除するときの注意点は、Premiere Proのフィラーワード削除手順で確認できます。

文字起こしからフィラーワード削除までの流れをまとめて確認したい方は、文字起こしからフィラーワード削除までの全体手順も参考にしてみてくださいね。

無音部分も一緒に整える場合は、Premiere Proで無音カットとフィラーワード削除を進める方法で手順を確認できます。

最後にシーケンス全体を通して再生し、映像と音の流れに違和感がないかチェックしましょう。

まとめ:文字で組み立ててタイムラインで仕上げよう

Premiere Proのテキストベース編集なら、ソース素材を文字起こしし、必要な発言を文章から選びながらラフカットを作れます。

そのあとシーケンス文字起こしで不要な部分を削除したり、発言の順番を入れ替えたりすれば、大まかな構成も文章から調整できます。

波形を何度も再生して発言を探す時間を減らせるぶん、タイムラインではカット位置や映像のつながりといった細かな仕上げに集中しやすくなるはずです。

まずは文字で動画の流れを組み立てて、最後に映像と音を再生しながら仕上げていきましょう。

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