Premiere Proで「えー」や長い間を整えたい|文字起こしから進める編集5工程
Premiere Pro フィラーワード自動カット

Premiere Proで「えー」や長い間を整えたい|文字起こしから進める編集5工程

動画の「えー」「あー」や長い間を整えたいと思っても、「どこから手をつければいいの?」と迷うことがありますよね。

Premiere Proで編集するときは、最初から細かな言葉や間を削るのではなく、話の流れを確認しながら順番に作業を進めるのがコツです。

この記事では、文字起こし・粗編集・フィラーワード削除・間の調整・最終確認の5工程と、自然な会話を残すための確認ポイントをご紹介します。

文字起こしから最終確認までの流れ

Premiere Proでの編集は、大きく5つに分けて進めます。

工程 自動化してよい範囲 人が判断する範囲
文字起こし 音声をテキストにして候補箇所を探す 話者や聞き取りにくい箇所を確認する
粗編集 明らかな言い直しなどの候補を絞り込む 話の意味や必要な説明を残す
フィラーワード 「えー」「あー」などの候補を抽出する 話者らしさや聞き取りやすさを見て削除する
間 長い無音の候補を見つける 強調や思考、自然な会話に必要な間を残す
最終確認 自動化の対象にしない 削除後の意味、音のつながり、会話の自然さを確認する

先に全体の流れをつかんでおくと、「今は何を確認すればいいのか」がわかりやすくなります。

まずは文字起こしから始めていきましょう。

1. 素材を文字起こししてタイムラインへ配置

最初に、プロジェクトパネルで編集する素材を選び、音声を文字起こしします。

文字にしておけば、音声を何度も聞き返さなくても、話の流れや言い直している部分をざっと確認しやすくなります。

声が小さいところや複数の話者の声が重なっているところも確認したら、素材をタイムラインへ配置しましょう。

別ソフトとのデータのやり取りも含めて比較したい場合は、VrewとPremiere Proの無音・フィラーワード削除を比較も参考にしてみてくださいね。

2. 候補を絞り込んでから内容を確認してカット

素材をタイムラインへ配置したら、テキストパネルをシーケンスの文字起こしへ切り替えます。

ここでは、明らかな言い直しなどを先に候補として絞り込みましょう。

そのうえで前後の内容を確認し、話の意味や必要な説明まで削ってしまわないものだけをカットしていきます。

詳しい進め方は、Premiere Proのテキストベース編集で粗編集を時短する方法を確認してみてください。

3. フィラーワードを削除

粗編集が終わったら、「えー」「あー」「えっと」などのフィラーワードを探していきます。

意味に影響しない言葉は比較的削りやすいですが、すべて消せばよいわけではありません。

実際に残すか削るかは、前後の話し方を聞きながら判断するのが大切です。

講義や説明動画なら、意味や説明の順番、聞き取りやすさを意識しましょう。

雑談動画では、削りすぎて話し方が不自然にならないよう、テンポとその人らしさも確認してみてください。

詳しくは、Premiere Proでフィラーワード削除を自動化できる範囲も参考にしてみてください。

4. 長すぎる間を詰める

次は、実際の音声を聞きながら、長すぎる「間」を確認していきます。

無音だからといって、すべて同じように詰める必要はありません。

話を強調するための間や、考えながら話している時間など、会話を自然に聞かせるために必要な間もあります。

前後を再生しながら、残したほうが自然かどうかを見て決めましょう。

フィラーワードと無音を続けて処理したい場合は、無音カットとフィラーワード削除を同時に進める手順もチェックしてみてくださいね。

編集前後を3段階で確認

カットした内容は、その場だけ確認して終わりにせず、3段階に分けて見直すと安心です。

講義・説明動画では、意味や説明の順番、聞き取りやすさを丁寧に確認しましょう。

雑談動画なら、削除した量よりも、会話のテンポや話者らしさが残っているかを意識するのがおすすめです。

  1. 候補をまとめて処理する前に確認する:一覧を見ながら、残したい言葉や間が削除対象に入っていないか確認します。

  2. 編集した場所の前後を再生する:語尾が途中で切れていないか、音のつながりや話題の切り替わりが不自然になっていないかを見てみましょう。

  3. 最後に動画全体を再生する:最初から通して確認し、会話のテンポや全体の仕上がりに違和感がないかチェックします。

削りすぎず、聞きやすい動画に仕上げよう

フィラーワードや長い間を整えるときは、削ったあとの自然さも大切にしたいポイントです。

文字起こしで候補を見つけたら、前後を聞きながら「ここは削っても自然か」を確認してみましょう。

動画が長く、確認やカットの多さが負担になってきたら、専用の自動カット機能やツールを取り入れる方法もあります。

自動化に任せきりにせず、最後は自分の耳で確かめることで、テンポのよさと自然な話し方を両立しやすくなります。

気になる「えー」「あー」や長い間から少しずつ整えて、最後まで心地よく聞ける動画を目指してみてくださいね。

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