Premiere Proで文字起こしからフィラーワード削除まで手軽に進める方法
長い動画を編集していると、カットする場所を探すだけでも意外と時間がかかりますよね。
Premiere Proの文字起こしを使えば、話の内容を文字で追いながら、不要な部分を見つけて編集できます。
今回は、文字起こしから粗編集、フィラーワードや間の削除、最後の確認まで、一連の流れをご紹介します。
文字起こしから最終確認までの流れ
Premiere Proでの編集は、大きく5つに分けて進めます。
| 作業 | やること |
|---|---|
| 文字起こし | 素材の音声をテキストにする |
| 粗編集 | 文字起こしを見ながら不要な部分を選ぶ |
| フィラーワード | 「えー」「あー」などを確認して削除する |
| 間 | 長すぎる無音を確認して詰める |
| 最終確認 | 編集した場所と動画全体を再生する |
先に全体の流れをつかんでおくと、どこで何をするのか迷いにくくなります。
自動処理は候補を探すところで活用し、残すか削るかは前後を見て決めるのがポイントです。
| 自動化しやすい作業 | 人の確認が必要な作業 |
|---|---|
| 「えー」「あー」などの候補を見つける | 強調や話し方として残すか決める |
| 長い無音の候補を見つける | 息継ぎ、場面転換、BGMへの影響を見る |
| 文字起こしから言い直しを探す | 訂正内容や固有名詞を残すか判断する |
| 選んだ候補をまとめて処理する | 語尾、音、会話のつながりを再生する |
まずは文字起こしから始めていきましょう。
1. 素材を文字起こししてタイムラインへ配置
最初に、プロジェクトパネルで編集する素材を選び、音声を文字起こしします。
文字にしておけば、音声を何度も聞き返さなくても、話の流れや言い直している場所をざっと確認できます。
声が小さいところや話者が重なっているところも確認したら、素材をタイムラインへ配置しましょう。
別ソフトとのデータのやり取りも含めて比較したい場合は、VrewとPremiere Proの無音・フィラーワード削除を比較も参考にしてみてくださいね。
2. 文字起こしを見ながら不要な部分をカット
素材をタイムラインへ配置したら、テキストパネルをシーケンスの文字起こしへ切り替えます。
言い直した部分や本題から外れた部分をテキスト上で削除すると、対応する動画も一緒にカットできます。
素材の文字起こしとシーケンスの文字起こしでは、編集したときに影響する範囲が異なるので、ここは少し注意が必要です。
詳しい進め方は、Premiere Proのテキストベース編集で粗編集を時短する方法で確認してみてください。
粗編集では、まず「残したい部分」と「カットしたい部分」を大まかに分けるのがポイント。
この段階で話の順番まで整えておけば、あとからフィラーワードや間を調整するときも、同じ場所を何度も触らずにすみますよ。
3. フィラーワードを削除
粗編集が終わったら、「えー」「あー」「えっと」などのフィラーワードを見ていきます。
Premiere Proで見つかった言葉を、そのまますべて削除する必要はありません。
話し方の自然さを残すために必要なものや、前後の言葉につながっているものもあるからです。
まとめて削除する前に、残したほうがよい言葉がないか確認しておきましょう。
詳しくは、Premiere Proでフィラーワード削除を自動化できる範囲も参考にしてみてください。
4. 長すぎる間を詰める
次は、実際の音声を聞きながら、長すぎる「間」を詰めていきましょう。
間は、短ければ短いほどよいわけではありません。
すべて詰めてしまうと、息継ぎや考える時間までなくなり、かえってせわしない話し方に聞こえることがあります。
会話のテンポを聞きながら、「ここは少し長い」と感じる部分を中心に調整するのがおすすめです。
フィラーワードと無音を続けて処理したい場合は、無音カットとフィラーワード削除を同時に進める手順もチェックしてみてください。
編集したあとは3段階でチェック
カットが終わったら、「まとめて削除する前」「編集した場所」「動画全体」の3段階で最終確認すると安心です。
-
まとめて削除する前に確認する:一覧を見ながら、残したい言葉や間を削除の対象から外します。
-
編集した場所の前後を再生する:語尾や音のつながり、話題の切り替わりが不自然になっていないか確認します。
-
最後に動画全体を再生する:最初から通して見ながら、会話のテンポや全体の仕上がりを確認します。
作業を始める前にシーケンスを複製しておけば、「ここは消さないほうがよかった」と感じたときも元の状態と見比べられます。
文字起こしを活用して、カット作業をスムーズに進めよう
Premiere Proの文字起こしを使えば、長い動画でも話の内容を追いながら、不要な部分を効率よく絞り込めます。
粗編集を済ませてからフィラーワードや長すぎる間を整えると、同じ箇所を何度も編集する手間も減らせます。
自動で見つかった候補をすべて削除するのではなく、前後を再生して自然につながっているか確認することも大切です。
文字起こしをうまく活用して、Premiere Proでのカット作業をもっとスムーズに進めましょう!
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