Vrew無音カットとPremiere Proフィラーワード削除の使い分け
Premiere Pro フィラーワード自動カット

Vrew無音カットとPremiere Proフィラーワード削除の使い分け

動画編集のカット作業で、VrewとPremiere Proのどちらを使うべきか迷っていませんか?

「えーっと」などの無駄な言葉や、無音の時間を自動で削れるのは便利ですが、ツールの行き来の手間やカットの正確さはそれぞれ違います。

自分に合わない方法を選んでしまうと、かえって確認の手間が増えて時間が無駄になってしまうことも。

今回は、どちらのソフトがよりスムーズに作業を進められるのか、それぞれの仕組みや使い方の違いをご紹介します。

VrewとPremiere Pro、無駄な言葉を削る仕組みはどう違う?

VrewとPremiere Proは、どちらも無駄な言葉や無音をカットできます。

ですが、その仕組みや使い勝手には大きな違いがあるのです。

一言で言うと、「Vrewは単体でサクサク動く専用アプリ。

Premiere Proはいつもの編集画面の中でまとめて完結できる」という違いがあります。

Vrewでカットする仕組み

Vrewは、AIによる文字起こしをベースにした動画編集ツール。

主な特徴は、この4つ。

  • AI文字起こしを元に、無音や無駄な言葉を自動で見つける
  • カットの設定がシンプルで、数字を入れるだけでスタートできる
  • 無料プランでも基本機能が使える
  • テロップの自動作成も一緒に進められる

「えー・あー・えっと」といった言葉が候補としてリストアップされ、残したいもののチェックを外すだけで、一気に削除できます。

日本語の聞き取り精度は、Premiere Proよりも安定していると言われることが多く、ここが大きな強みです。

Premiere Proのテキストベース編集でカットする方法

Premiere Proでは、文字起こしパネルの機能を使って似たような操作を行います。

  • 文字起こしをして、テキスト画面上で削りたい場所を選んで消す
  • フィルター機能で「えー・あー」の候補を絞り込んで選べる
  • いつもの編集画面で動くので、動画の書き出しや読み込みの手間がない

ただ、Premiere Proの文字起こし機能はもともと英語向けに作られているので、日本語だと聞き取りミスが少し出やすい面もあります。

Vrewを使う流れと気をつけるポイント

Vrewで大まかにカットしてからPremiere Proに移るやり方は、多くの編集者が使っている定番の方法です。

ただ、実際にやってみると「2つのソフトを行き来する手間」が気になりがち。

VrewでカットしてPremiere Proに持っていく流れ

基本の手順は、こちらの4ステップです。

  1. Vrewに動画を読み込んで、無音や無駄な言葉をカットする
  2. Vrewから編集データ(XML形式など)を書き出す
  3. Premiere Proにそのデータを読み込んで、カット結果を反映させる
  4. Premiere Proで色調整やBGM、テロップなどの仕上げを行う

Vrewは日本語のカット精度が高いので、最初の下準備はスピードアップします。

データの行き来で起きやすいトラブル

VrewからPremiere Proへデータを移動させる際、こんな困りごとが起きることも。

  • 時間のズレが起きて、Premiere Pro上で動画の位置が変わってしまうことがある
  • ソフトのバージョンの組み合わせによって、うまく連動しないことがある
  • 1時間を超えるインタビューなど、動画が長いほど移動後のチェック作業が増える

「Vrewで削った部分がズレていないか、結局Premiere Proで最初から再生して確認するはめになった」という声もあり、全体の作業時間が変わらないケースもあります。

Premiere Proだけで完結させるメリットと限界

Premiere Proだけで最初のカットから仕上げまで行う場合、他のソフトへ移動する手間が一切なくなります。

他のツールに移動しないメリット

画面を切り替えずに進める良さは、こちらの4つ。

  • 書き出しや読み込みのステップが不要で、集中力が途切れない
  • 時間のズレが起きない(元の動画データのまま作業できる)
  • カットが終わったら、そのまま次の仕上げ編集に移れる
  • 後から「やっぱり今のカットを取り消したい」と思ったときも、すぐに戻せる

Premiere Proの自動カットの精度は?

ただ、Premiere Proの標準機能での自動検出には、少し苦手な部分もあります。

日本語の文字起こし精度が少し低めなので、「まあ」「ね」「よ」といった、残したい言葉まで間違えてカット候補に選ばれてしまうことも。

外の音が入っている動画や、複数人で話している動画では、さらに聞き取りミスが増えやすくなります。

一括で消すのではなく、リストを一度目視で確認してから消すようにすると失敗を防げますよ。

どちらを選ぶべき?迷ったときの判断基準

どちらを選ぶかは、作業の中で「何を一番大事にしたいか」で変わります。

Vrewが向いているケース

  • 日本語の聞き取りやカットの正確さを重視したい
  • テロップの自動作成とカットを同時に終わらせたい
  • まずは無料で試してみたい
  • 動画の長さが短く、ソフト間の移動の手間が気にならない

カットの精度が高いので、最初の確認や修正にかかる時間を最小限に抑えられるのが大きなメリット。

動画が短めならデータの移動も一瞬なので、デメリットを感じることなく快適に作業を進められますよ。

Premiere Proだけで完結させるのが向いているケース

  • データの移動にかかる時間を無くして、スムーズに進めたい
  • カットした後に、色調整やBGM付けなどの仕上げへすぐ移りたい
  • 「カットした部分を後からやっぱり戻したい」という場面が多い
  • Premiere Proの編集画面だけでデータをシンプルに管理したい

画面を切り替える必要がないため、編集のモチベーションを保ったまま一気に仕上げまで進めることができます

「やっぱりさっきのセリフ、残しておけばよかった!」と思ったときにも、その場ですぐに元に戻せる安心感がありますね。

Premiere Proでのカット精度をさらに上げる工夫

「Premiere Proだけで進めたいけれど、消し間違いが心配」という方は、確認の方法を少し工夫してみましょう。

リストで確認してから消す

自動で一気に消すのではなく、見つかった候補のリストを確認してから消すと、やり直しが減って安心です。

  • フィルター機能でカット候補を絞り込む
  • リストを流し見して、「残したい言葉」をチェックから外す
  • 残った無駄な言葉をまとめて削除する

「動画を全部再生して確認する」より圧倒的に速く、「確認せずに一発で全部消す」よりも失敗がない、ちょうどいいバランスのやり方です。

無音カットを先に行う

無音カットと無駄な言葉の削除を組み合わせる場合、まずは無音カットから先に済ませましょう。

そのあとに残った言葉をチェックしていく方が、画面が見やすくなり、その後の確認もスムーズになりますよ。

最適なカット方法を取り入れて、編集の手間をぐっと減らそう

「データの移動をなくして、Premiere Proだけでスムーズに終わらせたい」なら、Premiere Proの文字起こし機能+リスト確認の組み合わせがベスト。

「日本語の正確さを重視して、テロップも一緒に用意したい」なら、Vrewでのカット作業から始めるのがおすすめです。

また、最近ではPremiere Proの中でVrewと同じような感覚でサクサク確認・削除ができる拡張機能(プラグイン)もあるので、そうしたツールを頼ってみるのも手ですよ。

自分に合った快適なやり方を見つけてみてくださいね!


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